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甲賀市

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甲賀流「おもてなしプロジェクト」

⼤阪・名古屋からおよそ100km圏内にある甲賀市は、近畿圏と中部圏をつなぐ中間地点にあります。江⼾時代から東海道五⼗三次の宿場町として、たくさんの⼈や物、情報が往来し栄えてきた滋賀県南部の交流拠点都市「甲賀」。481.69km2の広⼤な市域を横断し主要都市圏を結ぶ新名神⾼速道路は、21世紀の産業・経済・⽂化が⾏き交う甲賀市の新しい「出逢い」の道でもあります。

全国でも珍しい市内3カ所に整備されたインターチェンジは、いずれもまちの⽞関⼝です。ここを基点に産業・経済の発展、さらには⽔と緑豊かな⾃然、独特の歴史⽂化や観光資源による交流⼈⼝の増加など、新たなまちづくりを進めています。

平成29年度には、忍者が「忍びの里 伊賀・甲賀~リアル忍者を求めて」のストーリーで、信楽焼が「きっと恋する六古窯~日本生まれ日本育ちのやきもの産地~」のストーリーで、日本遺産に認定されました。甲賀市は、この「忍者」「信楽焼」を、全国に誇れるコンテンツとして全国へ、さらには海外へと発信していきます。

主な創造都市(農村)の取組紹介

信楽焼・朝宮茶・土山茶・甲賀の地酒 甲賀流「おもてなしの術」プロジェクト

甲賀市には、日本六古窯「信楽焼」、日本五大銘茶「朝宮茶」、県下最大の茶処「土山茶」、鈴鹿山系の伏流水と古琵琶湖層の土壌が育む「甲賀の地酒」という恵まれた環境に育まれた地域資源があります。いずれの地域資源も、日本人のライフスタイルや嗜好の変化などにより、厳しい状況下に置かれていますが、お茶やお酒はやきものの器でこそそのよさを味わうことができますし、また器も使われてこそそのよさを発揮します。

このプロジェクトでは、そうした古きよき日本の文化を再認識し、甲賀のお茶とお酒を信楽焼の茶器・酒器でおもてなしする「甲賀流のおもてなしスタイル」の確立をめざします。

甲賀流忍者検定

筆記試験の他、忍者コスプレ、手裏剣や吹き矢などの実技がある甲賀流忍者検定は、毎年全国から受験者が訪れています。第10回を迎える平成29年度は、東京都港区、増上寺での開催となります。

また、甲賀市には、甲賀忍者五十三家の筆頭格にあたる望月出雲守の屋敷として300年前(元禄年間)に建てられ、多くの巧妙なからくりが施され今も残る本物の「甲賀流忍術屋敷」、さらには、広大な敷地に移築された忍術屋敷や手裏剣道場が点在し、忍術博物館もある「甲賀の里・忍術村」など、楽しみながら、忍者が学べる観光スポットがあります。

甲賀流忍者検定

あいこうかうたプロジェクト

甲賀市の紫⾹楽宮跡の宮町遺跡から発⾒された歌⽊簡。そこには、万葉集と古今和歌集に収められていた「うた」が書かれていました。この貴重な⽂化遺産を地域の魅⼒発⾒の契機とし、⼈と⼈のこころをつなげていくため、あいこうかうたプロジェクトを進めています。

入賞作品

東海道の宿場

古来より東国と京(都)を結ぶ東海道は政治的・軍事的に重要な交通路でした。慶⻑5年(1600年)、天下分け⽬の戦い「関ヶ原の合戦」で勝利した徳川家康は翌年、東海道に五⼗三の宿場を設けて東海道五⼗三次を整備し、現在の甲賀市には「⼟⼭宿」と「⽔⼝宿」が設けられました。 東海道四⼗九番⽬となる⼟⼭宿においては、東の箱根と並ぶ、⻄の難所と⾔われた鈴⿅峠を⾏き来する旅⼈の休憩場所としてにぎわいました。軒を連ねた格⼦⼾の家並み、旅⼈に⽊陰を提供した松並⽊など当時の⾵情を⾊濃く残しています。

東海道五⼗番⽬となる⽔⼝宿においては、⽔⼝城の城下町としても整備され、「街道⼀の⼈留め場」と⾔われるほどにぎわいをみせました。名物は葛藤細⼯、⼲瓢(かんぴょう)でした。

甲賀流忍者検定
あいこうかうたプロジェクト

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