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津南町

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苗場山麓ジオパークのジオスポット「結東石垣田」で行われる「けっとのほかげ」

長野県と境を接する津南町は最高積雪深が3.65mを越えなければ、災害と認められない日本屈指の豪雪地帯。

長野県を縦貫する千曲川は県境を超え津南町に入ると信濃川と名前を変え、津南を横断しながら、志久見川、中津川、清津川などの支流と合流し、大河へと成長します。

町の南部は苗場山などの高山がそびえ、山根を削る渓谷に貼りつくように集落が点在。秋山郷とよばれる昔ながらの生活様式を色濃く残す秘境があります。

苗場山麓から信濃川に向かっては、河岸段丘と呼ばれる垂直の崖と平地でできた地形が、まるで9段飾りの雛壇のよう見えます。このため中山間地の割には耕地面積が広く、津南の高原野菜や魚沼米は農業大国新潟の中でもブランドとして確立しています。

また大量の雪解け水からの伏流水や大河はしる水に恵まれた当地は日本一の水力発電地帯でもあります。

主な創造都市(農村)の取組紹介

2000年より国際野外アート展「大地の芸術祭」を十日町市と共催しています。

広大で美しい里山にアート作品が点在し、観客はうねった山道を歩き、山を超え、川を渡りながら作品を巡るという、それまでの野外美術館とも全く違う新しい試みは、話題となり、3年に一度のお祭りとして定着しました。

国際的なアーティストが、地域に入り、地域の文化や自然を調べ、地域に根ざした作品を作成しますが、空き家や廃校といった過疎地域の重要な問題も大地の芸術祭では取組み活用しています。

津南においては、芸術祭の趣旨に賛同した若者に人気のシューズブランド「KEENジャパン」が小さな山村の空き家でアーティストとコラボしながら住民と交流しています。また廃校となった中学校を改築し、パフォーマーインレジデンス施設として活用。地元のお母さんがたが演技しながら地元料理を提供するレストランも人気です。

特にアジアのアーティストが多く、アジア芸術文化村として、アジアアートシーンのハブとなるよう活動しています。

この他にも日本ジオパークに認定され、雪が育む環境や文化の切り口から教育や観光、防災に取り組んでいます。

「DEAI出逢い」Bubb & Gravityfree with KEEN 山村の空き家に入って住民と交流しながらアート作品を展開
中学校を改築したパフォーマーインレジデンス「越後妻有上郷クローブ座」

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