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草加市

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634(むさし)本の松が生い茂り、多くの人に親しまれている松並木。2014年「おくのほそ道の風景地」として国指定名勝となりました。

草加市は、埼玉県東南部に位置し、人口約24万人(平成26年11月現在)の特例市です。江戸時代には、日光街道2番目の宿場町として栄え、俳聖・松尾芭蕉をはじめ多くの文人が訪れました。戦後、高度経済成長期における松原団地の造成や、東武伊勢崎線・地下鉄日比谷線の相互直通運転開始により人口が増え、都市化が進みました。

草加市は、宿場町としての面影を残しながらも、都心へのアクセスの良さや、草加せんべい・皮革製品・浴衣染めなどの伝統的な地場産業を活かしたまちづくり・にぎわいづくりに取り組んでいます。

平成26年3月、草加松原が「おくのほそ道」に関する名勝地として、往事の雰囲気を伝える優れた風致景観であることが評価され、国の名勝に指定されました。また、平成25年度、県内初の「音楽都市宣言」から20周年を迎え、平成26年度「草加市文化芸術振興条例」を新たに制定しました。

このように、草加市では伝統産業・名勝地や文化芸術を活用した施策に取り組んでいます。

主な創造都市(農村)の取組紹介

草加市は、県内初の「音楽都市宣言」を制定し、平成25年6月に20周年を迎えました。平成26年度、新たに「草加市文化芸術振興条例」を制定し、音楽のみならず、文化芸術を活かしたまちづくりに力を入れています。

国内最大級の国際的なハープの祭典である「国際ハープフェスティバル」は平成元年から毎年開催しており、世界各国から集う若く有望なハーピストが草加から巣立つとともに、スクールコンサートや0歳からのハープコンサートも開催し、音楽のまちとして、まち全体にハープの音色がこだましています。

草加は、俳聖・松尾芭蕉著の「おくのほそ道」で「その日やうやう草加といふ宿にたどり着きにけり」として登場する地名であり、本市では芭蕉ゆかりの地として評論文・紀行文を募集する「奥の細道文学賞」を実施しています。第7回奥の細道文学賞では、日本国文学者であるドナルド・キーン氏の名を冠した「ドナルド・キーン賞」を新たに設け、評論文・紀行文の募集を行いました。

また、平成26年3月、草加松原が「おくのほそ道」に関する名勝地として、往事の雰囲気を伝える優れた風致景観であることが評価され、国の名勝に指定されました。  これからも、文化芸術を活用した施策への取組みや、日光街道「草加宿」としてのまちづくりを推進していきます。

国内最大級のハープの祭典。その中で開催される「日本ハープコンクール」はアジア唯一のコンクールとなっており、国際色豊かなものとなっています。
「おくのほそ道」を著した俳聖・松尾芭蕉の奥の細道への旅立ち300年を記念して、市内彫刻家・麦倉忠彦氏によって制作されました。

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