創造農村とは?
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創造都市と共に広がる「創造農村」とは?
創造農村とは、コミュニティが持つ豊かな創造活動に基いて、文化と産業における創造性に富み、同時に地域に根ざした革新的で柔軟な経済システムを備え、ローカルな地域社会や、あるいはグローバルな環境問題の課題に対して、創造的問題解決を行えるような『創造の場』に富んだ地域です。
2011年1月に一般社団法人ノオトによって提唱され、その取組は創造都市と共に日本全国の農村部において多彩な広がりを見せています。
「創造農村」が生まれるまで
創造都市論を踏まえた場合、創造都市の理念の一つである『文化が持つ創造性を包摂的な社会づくりに生かす』という点については、都市部・農村部にかかわらず、理念は同じだとされています。
ただ「都市」という言葉が持つニュアンスに当てはまらない地域は日本全国に少なくありません。※1
※1 『文化が持つ創造性を包摂的な社会づくりに生かす』 2010.12.15第1回国際ラウンドテーブル会議「都市の世紀を拓く」より
そこで、「都市と農村のそれぞれの個性と特徴」を意識し、農村ならではの取組の形があるという仮説を立てるところから創造農村は始まりました。
そして、2011年1月、「創造都市ネットワーク会議」にて一般社団法人ノオトより「創造農村」及び「モデル事業計画案」の資料が提出され、「創造農村」が提唱されました。
※表はスライドしてご覧いただけます。
創造都市 | 創造農村 | |
---|---|---|
「文化」とは? | 主に芸術文化 | 主に生活文化 |
「包摂的」の対象は? | 社会的マイノリティ | 限界集落 |
CCNJにおける取組
創造農村が提唱されて以降、創造農村ワークショップ(2021年度まで)や創造農村部会(2022年度以降)により、創造農村ならではの取組を進めています。