公益財団法人びわ湖ホール
- 琵琶湖畔の美しいロケーションに建つびわ湖ホール
公益財団法人びわ湖ホールは独自の自主制作による創造活動を基礎にしながら、県民をはじめ多くの方々に国際的水準の舞台芸術を最高の鑑賞条件で提供するとともに、誰もが舞台芸術の楽しみを味わい、繰り返し来場いただけることを目指して、オペラをはじめ、オーケストラ、室内楽、ワールドミュージック、バレエ、ダンス、演劇、古典芸能など幅広い多彩なジャンルで国内外の優れた公演を開催しています。
特に平成24年6月に「劇場・音楽堂等の活性化に関する法律」が施行されたことを受け、同法に謳われた劇場等や演劇団体の相互連携、地域における実演芸術の振興、人材の養成・確保、学校教育との連携などに積極的に取り組んでいます。
主な創造都市(農村)の取組紹介
公益財団法人びわ湖ホールは、「人々・地域・創造・未来に貢献する劇場」として、オペラ、コンサート、ダンス、バレエ、演劇、古典芸能など幅広いジャンルの公演を開催しています。
【オペラをはじめとした舞台芸術の創造】
開館以来、年1回のペースで着実に取り組んできた「プロデュースオペラ」は、我が国の最高水準の力を結集して自主制作を行い、各方面から高い評価を得ています。
平成19年4月からは芸術監督に沼尻竜典氏を迎え、国内外の劇場と提携した共同制作オペラやユニークな名作オペラに取り組むなど、これまでにも増して国際的水準の舞台芸術を最高の鑑賞条件で提供することを基本にしながら、県民に親しまれる多彩な舞台芸術の創造や普及活動を通じて、滋賀の魅力を国内外に発信していく拠点となることを目指しています。
【声楽アンサンブルの活動】
びわ湖ホールの創造活動の核を担うのが、専属の「びわ湖ホール声楽アンサンブル」(16名)です。ソロのステージやオペラ、合唱まで、幅広い分野に対応できる声楽家集団として、「プロデュースオペラ」や定期公演など、びわ湖ホール自主公演への出演を行っています。
また、小学校の体育館等でコンサートを行う学校巡回公演、市町ホールとの地域協働公演といった普及活動や、依頼を受けて県内外で公演を行うなど、多彩な活動を展開しています。
【舞台芸術の普及と地域との連携】
青少年向けのオペラ、オーケストラ、演劇の上演をはじめ、誰もが気軽に舞台芸術を鑑賞していただけることを基本として、公演に関連したプレトークやワークショップ、ロビーコンサート等に取り組み、平成22年からはクラシック初心者にも気軽に楽しんでいただける音楽祭「ラ・フォル・ジュルネびわ湖」を開催するなど、舞台芸術の普及に努めています。
また、国内でも有数の舞台設備を誇るびわ湖ホールで、子どもたちが本物の舞台芸術に触れ、豊かな感性を身につけることを目的に、子ども達を対象とした「びわ湖ホール 音楽会へ出かけよう!」(ホールの子)事業を平成23年から実施するなど、ホールが県民により一層親しまれる取組をすすめています。
- びわ湖ホール声楽アンサンブル 日本初の公共ホール専属声楽家集団
- オペラ「リゴレット」 びわ湖ホールではオペラ公演を年間とおして上演しています