広島市
- 原爆ドームと平和記念資料館
広島市は、中国山地を背に緑豊かな山々に囲まれ、市域を流れる幾筋もの川を有し、多島美を誇る波静かな瀬戸内海に面する海に開かれた都市であり、「水の都ひろしま」とも呼ばれ、河川遊覧船や水辺のオープンカフェなどが訪れた人を楽しませています。
広島平和記念資料館には年間100万人以上の人が訪れ、平和記念公園の原爆死没者慰霊碑をはじめ多くの慰霊碑では、手を合わせる人や献花が絶えることがありません。平成8年(1996年)には原爆ドームがユネスコの世界文化遺産に登録され、世界中から広島を訪れる人に平和の尊さを訴えています。
主な創造都市(農村)の取組紹介
広島国際アニメーションフェスティバルの開催
2年に一度、広島市で8月に開催される、我が国唯一の国際アニメーションフィルム協会(Association Internationale du Film d’Animation – ASIFA)および米国アカデミー賞公認の映画祭で、世界4大アニメーション映画祭の一つです。『愛と平和』の精神の下、アニメーション芸術の発展を通した国際異文化交流を促進しながら、映像メディア文化の振興・発展に寄与しています。
メディア芸術の推進
広島国際アニメーションフェスティバルの開催やまんが図書館、映像文化ライブラリー等により培われてきたメディア芸術の素地を活かし、まちの賑わいや交流人口の増加、コンテンツ産業の育成など、より広がりがあるものにしていくため、市内の大学、専門学校、市民団体等と連携して、メディア芸術の振興や人材育成等に向けた取組を実施しています。
公益社団法人広島交響楽協会との連携
中国・四国地方を代表する常設プロオーケストラとして活躍している(公社)広島交響楽協会と連携し、コンサートを開催しています。同協会がもつノウハウを活用することにより、本市が単独で行うよりも、より市民のクラシック音楽ニーズに応える内容かつ目的に沿う企画内容のコンサートを実施しています。
- 平和の夕べコンサート:8月6日の前日に開催し、オーケストラの演奏に原爆犠牲者の慰霊及び核兵器廃絶と世界恒久平和の実現への市民の思いの共有・継承を図るコンサート。