兵庫県
- 【県立芸術文化センター】阪神・淡路大震災からの心の復興・文化の復興のシンボルとして、県民とともに創造する「パブリックシアター」をめざす
摂津、播磨、但馬、丹波、淡路という個性あふれる五つの国から成る兵庫県。それぞれの地域ごとに育まれた特色ある文化がお互いに影響を与え合い、また交流を繰り返しながら、歴史の流れの中で、伝統と深みを感じさせる多彩な文化へと発展を遂げてきました。
兵庫県では、こうした伝統を踏まえるとともに、平成7年の阪神・淡路大震災において、芸術文化が多くの人々に生きる勇気と希望を与えてくれた教訓を生かして、芸術文化が暮らしに息づき、芸術文化で人や地域を元気にする「芸術文化立県ひょうご」の実現に向けた施策を展開しています。
主な創造都市(農村)の取組紹介
兵庫県芸術文化振興ビジョン(平成27年3月改定)における4つの基本方向に基づく重点取組項目に沿った施策を展開しています。
【基本方向】
- 芸術文化を創造・発信する
- 芸術文化の“場”を育て拡げる
- 文化力を高め、地域づくりに活かす
- みんなで支え、総合的に取り組む
【重点取組項目】
1 県民誰もが身近に芸術文化に親しむ環境の充実
- 芸術家等が地域へ出向くアウトリーチ活動の推進
- 青少年が本物の芸術文化に親しむ機会の充実
- 学校教育との連携の推進
- 親への啓発や親子交流の促進
- 芸術家を支え育てる目を持つ観客の育成 ほか
2 「ふるさと意識」に根ざした兵庫の文化の継承・発展
- 伝統文化や伝統芸能等の継承・発展
- 芸術文化を通じた世代間交流の仕掛けづくり
- 地域文化の発掘・保存・活用
- 文化財等地域の文化資源の活用支援 ほか
3 兵庫の分厚い文化力の国内外への積極的な情報発信
- ICT等を活用した多彩な芸術文化情報の発信等
- 観光分野と連携した情報発信の展開
- 東京オリンピック等の機会を捉え、本県の文化力を活かした国際的な芸術文化事業を展開
- 国、関西広域連合、市町、団体、企業等との連携体制の確立 ほか
4 芸術文化施設の適切な維持・保全と活性化の推進
- 適切なメンテナンスによる安全・安心で快適な施設づくり
- 施設の効率的な運用と活性化の推進 ほか
- 【ピッコロ・わくわくステージ】中学生に本格的な舞台芸術の鑑賞機会を提供
- 【伝統文化体験教室】子どもたちがお琴を体験