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松山市

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お城山を囲むようにして発展した市街地

松山市は愛媛県の中央部にある松山平野に位置し、東に西日本最高峰石鎚山を擁する四国山地を、西に波静かな瀬戸内海を望み、温暖で穏やかな気候に恵まれています。

市内中心部には、標高132mの山にそびえ立つ松山城や、日本最古といわれる道後温泉、子規記念博物館、坂の上の雲ミュージアムなど様々な文化施設や観光スポットが集中して立地しています。

これらの豊かな資源を活用した観光業をはじめとするサービス業が盛んであり、機械や繊維、化学などの製造業が集積するなど、県都として、また四国の中心都市として発展を続けています。

平成12年に中核市へと移行し、平成17年には2市1町が合併して四国初の50万都市となりました。 。

主な創造都市(農村)の取組紹介

松山市は、近代俳句の祖、正岡子規や高浜虚子といった文人を輩出するとともに、夏目漱石の小説『坊っちやん』の舞台になるなど、文化的土壌の豊かな街であり、「ことば」をキーワードにした街づくりと魅力発信に取り組んでいます。

俳句甲子園(全国高等学校俳句選手権大会)

平成10年に創設された高校生を対象とした俳句大会。5人1組のチームで参加し、作品の魅力だけでなく、互いの質疑応答により、豊かな鑑賞力と自分の考えを相手に伝える言葉の技術を競っているところに特徴があります。

高校生の新鮮な発想と創造性、しなやかで軽やかな感受性は、五・七・五のわずか17音に凝縮され、大型短冊となった俳句は道行く人の目にとまり、俳句を鑑賞する質疑応答の丁々発止が商店街に響きわたるなど、町ににぎわいと活気をもたらしています。また、高校生相互の文化的交流や、異世代との世代間交流は貴重な社会的経験となり、次代を担う若者たちの豊かな人間性を育んでいます。

街はことばのミュージアム

街全体を巨大なキャンパスと捉え、街中の様々な所に「ことば」があふれる街を目指し、「街はことばのミュージアム」構想を展開しています。ことばのちから実行委員会が全国から募集したことば作品を、市内を走る路面電車や空港、商店街など様々な場所に掲出しています。

小説を活かした街づくり

新しい青春文学の創造を目指し、平成元年の市制100周年を機に創設された「坊っちゃん文学賞」には、ほぼ毎回1,000点を超える応募があり、映画やテレビドラマの原作となったり、単行本化された作品もあります。

また、松山市が舞台の一つになっている小説『坂の上の雲』ゆかりの史跡や地域資源を発掘・再評価し、まち全体を屋根のない博物館=フィールドミュージアムに見立て、回遊性の高い物語性のある街づくりに取り組んでいます。

松山の夏の風物詩となっている俳句甲子園全国大会
街全体をキャンパスと捉える「街はことばのミュージアム」

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