明日香村

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日本最大級の横穴式石室を持つ石舞台古墳(写真提供:明日香路写真コンクール事業実行委員会)

明日香村は、大阪市の東約40km、奈良市の南約25km、奈良盆地の東南部に位置しています。平成28年8月1日現在の人口は、5,717人です。

推古天皇が豊浦宮で即位してから元明天皇が平城京に遷都するまでの約120年間を飛鳥時代といいます。この飛鳥の地には『日本書紀』『古事記』『万葉集』に記される飛鳥川・甘樫丘などの景色や、蘇我馬子発願により創建された飛鳥寺などの寺社、石舞台古墳や極彩色壁画で知られる高松塚古墳などの古墳が、今でもその姿を残しています。

1980年、住宅開発の波が明日香村に迫ってきているなかで、遺産や文化財の保護と住民の生活安定の両立を目的に、通称「明日香法」が施行されました。飛鳥人に愛された景色は、「明日香法」によって守られ、今も「日本人の心のふるさと」として明日香村に訪れる人々を魅了しつづけています。

飛鳥時代は女性が活躍した時代でもあり、持統天皇をはじめとする女帝や、『万葉集』を代表する女性歌人である額田王などが、政治と文化の両面から日本を牽引しました。このことから、明日香村・高取町・橿原市が合同で申請した「日本国創生のとき~飛鳥を翔(か)けた女性たち~」が平成27年4月に日本遺産に認定されました。

主な創造都市(農村)の取組紹介

日本の国のはじまりの地、明日香村。ここでは様々な石造物や極彩色の古墳壁画など古代のアートが残されています。明日香村は、日本国のはじまりの地であるとともに、「日本アート」のはじまりの地でもあります。

2012年度から始まった「飛鳥アートヴィレッジ」は、明日香村外に制作拠点を置く若手アーティストにより、それぞれの表現方法で新しい「あすか(飛鳥・明日香)」の魅力を発信するものです。

2001年に国の史跡に指定された「飛鳥池工房遺跡」。この遺跡では、総数300基以上の炉が集積し、金銀などの金属加工、ガラス、漆工、瓦、べっこう細工、そして日本国最古の鋳造貨幣「富本銭」の鋳造も確認されています。当時の最先端技術を集めた工房の跡地に建つ「奈良県立万葉文化館」を会場に、明日香村を拠点に活動する作家の作品が一堂に会する「明日香の匠」展を2014年度より開催しています。

気軽に上質な音楽に親しむことを目的に、2014年度より明日香村中央公民館にて開催している「飛鳥・音の風景」。音楽に関心を持ってもらうとともに、普段は触れる機会がない楽器に触れたり、自らの指揮でオーケストラが音を奏でる指揮者体験など、子どもから大人までが楽しむことができる参加型のコンサートを目指しています。

明日香村の秋を彩る彼岸花と女帝の行幸(写真提供:飛鳥京観光協会)
飛鳥時代の工房跡に建つ奈良県立万葉文化館で開催される明日香の匠展(写真提供:三國賢一)

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