文化芸術と産業経済の創造性に富んだ都市として2014年に「ユネスコ創造都市ネットワーク」の音楽分野に加盟した浜松市。
昨年、音楽の多様性と創造性を追求するため「サウンドデザインシンポジウム in浜松 2016」を開催。有識者を招き、「音と人の新たな関係を想像する」をメインテーマに、音の可能性について理論的に話し合いました。今回、それらを具体化するべく「What is SOUND DESIGN?(サウンドデザインって何?)」をキーワードに「疑問」が「好奇心」に変わるような音に触れたり音で遊んだりできる体感型イベントを開催します。
会場には浜松の大手楽器メーカーや中小企業の楽器展示があるほか、音に関連するアート作品約60点以上を展示します。世界的に盛り上がりを見せつつあるというモジュラーシンセサイザーやVR用マイクとゴーグルを使った音と映像の仮想現実体験、個性的な音の出る二人乗り電気自動車など、見て触ることのできる展示を用意します。
触って遊ぶことのできる体験コーナーでは、ホーンに向かって声を出すとユニークな音が返ってくる作品や、円盤状の水晶の位置を変えることでさまざまなメロディーを奏でる「ひかりレコード」、実際のほうきを使ったエレキギターなどを用意。ほかにも、明和電機のライブや犬のようにワンワンとなく笛「バウガン」を作るワークショップなど、音の可能性を発見できるようなイベントをそろえました。
この取り組みを通して『サウンドデザインシティー浜松』として音の可能性を追求し、教育・医療・福祉・交通などさまざまな分野で音を使った新たな取組を共有したいと考えています。ぜひ来場して『音』の可能性と楽しさを体感し、未来を感じてみてください。
詳しくはこちらのホームページでご確認ください。