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瀬戸市

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「瀬戸・藤四郎トリエンナーレ」
“自ら土を採集し”、“自ら採集した土で粘土をつくり”、“自らその粘土で制作する”公募展

瀬戸市は濃尾平野の東、尾張丘陵の一角にあって、中部経済圏の中心地である名古屋市の北東約20kmに位置しています。
周囲を標高100~300mの小高い山々に囲まれ気候も温暖。しかも丘陵地帯には瀬戸層群と呼ばれる新第三紀鮮新世の地層があり、やきものの原料となる良質の陶土やガラスの原料となる珪砂を豊富に含んでいます。
北部や東部の山間地帯には、松などの樹林が広がり、かつては、こうした恵まれた自然が、瀬戸の窯業の発展に大きな支えとなってきました。こうした自然や時代の移り変わりを背景に、窯業に携わってきた人々のたゆまぬ努力のおかげで、せとものは、やきものの代名詞として日本のみならず、世界の人々に知られるようになりました。

主な創造都市(農村)の取組紹介

愛知県瀬戸市は、まち全体を美術館や博物館に見立てたまちづくりの指針「せと・まるっとミュージアム」を展開するなど、その歴史と伝統を大切に育んでいます。
平成17年に開催された「愛・地球博」を契機に、市民一人ひとりが文化・芸術に親しみ、うるおいと生きがいに満ちた生活を営むことができる文化的環境づくりを目指してきました。
その中で、瀬戸市の姉妹・友好都市4陶芸都市との交流事業や平成12年度から取り組んだアーティスト・イン・レジデンス事業により、25か国69名の作家を招聘し、滞在中に制作した作品を瀬戸市美術館において公開しています。
また、平成24年より参加者が市内の採掘場で、“自ら土を採集し”、“自ら採集した土で粘土をつくり”、“自らその粘土で制作する”公募展「瀬戸・藤四郎トリエンナーレ」を実施しており、良質な原土に恵まれた瀬戸市だからこそできる自主企画である。瀬戸に集い、原土に触れ、作品を作り、作家同士の新たな交流を生み出すこと、また作品展示により、原土の力や陶芸の可能性を来館者に伝えることで、新しい陶芸文化の創造と伝統技術の継承・発展につながることを目指しています。

「アーティスト・イン・レジデンス」招へい作家

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