多良木町

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すぐ傍らにくま川鉄道が走っており、時々列車の通過音が聞こえるため、途中駅で待っているような雰囲気を味わえます。

多良木町は九州島の真ん中、熊本県の南側、宮崎県や鹿児島県と接する「球磨」と呼ばれる盆地の東側にあります。南側の肥薩山地は川内川・大淀川の源流があり、九州の水がめとなっています。多良木町は町名が表すとおり「良い木の多い」町です。近代においては、殖産興業を支える「坑木」の供給基地として栄え、民俗学者の柳田國男が視察にきたほどの隆盛振りでした。

平成27年4月には、人吉球磨地域で申請した「日本で最も豊かな隠れ里―人吉球磨」の物語が日本遺産に認定されました。この物語の主人公である「相良氏」は、鎌倉時代初期から明治維新までの合計約670年間を同じ地域で領主として存続した武家で、このような例は島津氏・宗(そう)氏など数例しかなく、日本の歴史上、大変珍しい存在です。多良木町はその物語の主人公 相良氏の発展の足掛かりとなった土地です。

多良木町の特徴的な取組は“地域で生き抜くプロジェクト”です。多良木町の南端にある槻木地域は、人口は約130人、65歳以上が約8割を超えた超高齢地域でした。しかし、移住者とともに、1人の児童をむかえ2014年に再開校しました。現在でも、移住希望者が増えつつあります。

主な創造都市(農村)の取組紹介

「歴史とロマンの里」を標榜する多良木町は、昭和の遺物である寝台特急「はやぶさ」を簡易宿泊施設として営業しています。

多良木町の取り組みの中には、地元音楽愛好家などの演奏も楽しめる音楽祭や、雄大な自然を満喫できるパラグライダーの大会も開催しています。

日本遺産の構成文化財である「球磨焼酎」は、地理的表示規定(球磨焼酎の世界的な保護)と地域団体商標登録(地域ブランドの保護)を受けています。この球磨焼酎PRイベントとして「七つの蔵の利き酒と味祭り」を開催しています。また、多良木の文化を世界へ発信するために、球磨地域にしか伝承されていない“じゃんけん”の起源と考えられている球磨拳をキーワードに、球磨拳世界大会を毎年10月に開催しています。

豊かな自然を上空から堪能できるパラグライダー。人吉盆地を一望できる「妙見野自然の森展望公園」から滑走します。この展望公園では雲海を見ることもできます。
焼酎の歴史は古く戦国時代まで遡ります。多良木町には7つの蔵元があり、それぞれの焼酎を堪能できる「七つの蔵の利き酒と味祭り」というイベントを開催しています。また、世界でも稀少な6竦みのジャンケンである球磨拳の世界大会を開催。

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