取手市

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取手駅東口歩道沿いに設置された野外アートギャラリー。東京藝術大学美術学部による「ストリートアートステージ」

茨城県の南端に位置し、都心へ40km時間にして40分という位置にあたり、高度経済成長期には首都圏のベッドタウンとして発展しました。南・西部は「坂東太郎」の異名を持つ利根川に沿うように丘陵地帯が続き、北部は小貝川に沿って水田地帯が広がります。江戸時代には陸と水の交通の要衝として栄え、現在は、交通の利便性から茨城県の南の玄関口と言われます。さらに、平成17年には隣接する藤代町と合併し、人口11万人の茨城南部の中核都市となりました。

東京藝術大学取手校地が開設して20年、市民・大学・行政が一体になり「アートを通じて人々が出会い、語り合えるまちづくり」を進め、文化創造・発信の地となるよう様々な事業を展開しています。

主な創造都市(農村)の取組紹介

東京藝術大学との交流

平成3年10月に東京藝術大学取手校地が開設して以来藝大との交流が始まり、小中学校への派遣授業・藝大生によるミニコンサートの開催・市主催のジャズコンサートへの参加・卒業修了作品に対する取手市長賞授与などの事業を行っています。これらの事業は、市民の幅広いニーズに応え質の高い優れた芸術を提供するもので、取手市地域社会の芸術文化の向上及び藝大生の芸術活動の奨励を目的に進めています。
そして、平成11年に東京藝術大学取手校地に先端芸術表現科が創設されたことをきっかけに、同年JR取手駅東口周辺から藝大取手校地までの広範囲にわたる野外アート展「取手リ・サイクリングアートプロジェクト」が開催されました。また、同年、藝大美術学部制作の「ストリートアートステージ」が恒久的に設置され、現在も市民の目を楽しませています。

取手アートプロジェクト

「取手リ・サイクリングアートプロジェクト」の実施を支援するために、地元の市民グループ・東京藝術大学・取手市が協力しあい「取手アートプロジェクト実行委員会(通称:TAP)」を発足しました。発足当初は、全国からの「公募展」と市内にあるアトリエの「オープンスタジオ」を隔年で交互に行なっていました。平成22年から本部内の事務局がNPO法人化したことに伴い、メインプログラムを長期的な視点で取り組み、郊外の要素に着目した「アートのある団地」と「半農半芸」に変更し、現在も活動中です。

壁画プロジェクト

いたずら書きや貼り紙の防止を主な目的とした壁画プロジェクトを立ち上げ、「壁画によるまちづくり実行委員会」等により現在11作品が制作されています。国際壁画コンペティションと称し壁画の原画募集や、壁画制作に市民が参加するなど、当初の目的以外に芸術とふれあう機会も多く提供しています。

さまざまな人やアートと出会える取手アートプロジェクトの拠点「いこいーの+Tappino」(取手井野団地内)
壁画のあるまちづくり実行委員会により制作された壁画「日本の四季」(平成26年度作)

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