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豊岡市

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城崎温泉:浴衣に下駄をはき、温泉街をぶらり。7つの外湯巡りも愉しむことができる。

兵庫県の北部に位置する豊岡市。まちの中央をゆったりと流れ、日本海へと注ぐ円山川に育まれながら、約8万人が暮らしています。

50年以上にわたり一度は日本の空から姿を消したコウノトリを、もう一度人里に帰す取り組みを続け、現在では約90羽が大空を自由に飛んでいます。

また、豊岡は千年の歴史を誇るかばんの産地。かばんの自動販売機や鞄職人を育てる学校など地場産業を活かしたまちづくりを進めています。

観光業も盛んで、古くから文人墨客が足を運んだ城崎温泉。もっとも有名なのが町の名が作品名にもなった志賀直哉の「城の崎にて」。志賀の来湯100周年を機に城崎温泉の若旦那が中心となってNPO法人「本と温泉」を設立し、文学を中心とした新たなまちづくりが始まっています。

ローカルであることを突き詰めることでグローバルに通用する地域を作る。人口規模は小さくても、世界の人々から尊敬され、尊重されるまち「小さな世界都市」の実現を目指しています。

主な創造都市(農村)の取組紹介

豊岡市では、「小さな世界都市」が実現している状態を「豊岡で世界と出会う」とし、様々な取り組みを進めています。豊岡に居ながらにして世界基準のアートに触れることができる、このことが自信と誇りとなり、豊岡で暮らすことの価値と魅力を高めることにつながる。地方の小さな市であっても人々がその地で生きることを楽しみ、肯定する大きな力となると信じています。

城崎国際アートセンター

2014年にオープンした城崎国際アートセンターは、アーティストが城崎のまちに暮らすように創作活動ができる施設として、国内外から優れたアーティストが滞在しています。さらに、アーティストと市民が交流することにより、アーティストにとって新たなインスピレーションを得るきっかけとなるだけでなく、地域にとっても最先端の芸術に触れることができ、子どもたちの教育や地域活性にもつながっています。

出石永楽館

明治34年に開館した、出石永楽館は、歌舞伎や寄席など大衆文化の中心として栄えたが、時代の流れとともに、昭和39年に閉館し、以後、倉庫として放置されていました。しかし、住民の息の長い復活運動を受け、44年の時を経て豊岡市が平成20年に復原。永楽館の復活以降、片岡愛之助が座頭を務める「永楽館歌舞伎」を毎年公演しています。

コミュニケーション教育

小学生を対象に演劇的手法を用いたコミュニケーション教育を実施。対等な関係の中で自分を主張し、他者を理解できる基礎的なコミュニケーション能力の育成を図っています。

「飛んでるローカル豊岡」

徹底的にローカルの価値にこだわり、地域固有の文化や自然環境、人とのつながりなどの地域の資源を生かして、都会とは違う豊かさを追求していきます。そして、世界中から尊敬され、尊重されるまちを目指します。スローガンは「飛んでるローカル 豊岡」。

城崎国際アートセンター:日本最大級の舞台芸術を中心としたアーティストインレジデンス 。撮影:西山円茄
城崎温泉ダンス旅「コウノトリいいね!ダンス」。意外な自分に出逢う旅。

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