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丹波篠山市

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丹波篠山市のシンボル篠山城跡

丹波篠山市は兵庫県の中東部にあって京都府、大阪府と接し、大阪・神戸・京都の各都市から50km圏内に位置しています。周囲を標高400~800mの山々に囲まれ、篠山盆地の中央部にある篠山城跡を中心とした城下町と点在する農村集落で構成されており、市内には2ヵ所の国重要伝統的建造物群保存地区があります。人口約43,000人、総面積377.61平方kmです。

市の基幹産業は農業。主な特産物には、丹波篠山黒豆(黒枝豆)や丹波篠山山の芋、丹波栗、丹波松茸、丹波茶、丹波焼、丹波木綿などがあります。

全国的に知られる「デカンショ節」のふるさとでもあり、8月には「デカンショ祭」が盛大に行われます。また、この「デカンショ節」に歌い込まれた人々の生活やまちなみなどが、今もそこかしこで感じ取れることが評価され、篠山市は平成27年4月、文化庁が新設した制度「日本遺産」の第1号として認定されました。また、平成29年4月には、丹波焼を含む六古窯が日本遺産に認定されました。
ほかにも、「陶器まつり」や「味まつり」などのさまざまなイベントが年間を通じて行われます。

主な創造都市(農村)の取組紹介

平成21年に開催した「丹波篠山築城四〇〇年祭」では「市民によるまちづくりのまつり」をコンセプトに「丹波篠山スタイルの暮らし」を創り上げる様々な取組を進めました。

まち歩きや地域文化の学習会、伝統的な祭りの復活や新しい灯りイベントの開催、伝統食の復活や新しい特産づくりなどが実施され、「丹波篠山・まちなみアートフェスティバル」や「古民家の宿・集落丸山」などが市民活動から生まれました。 その後策定した「第2次篠山市総合計画」では、「人・自然・文化が織りなす食と農の都-篠山の時代をつくろう」をビジョンに掲げ、歴史や文化を後世に継承する創造的なまちづくりを推進することとしています。
特に、市内に残る町並みや自然景観を「日本の原風景 篠山-中世を起源とし近世に発展した農村都市の姿、篠山城下と関連文化群-」と位置付け、歴史や文化を活かしたまちづくりを進めています。

篠山市ではこうしたまちづくりを創造農村と称し、100年後の未来を眺望しつつ、地域コミュニティを中心にまちづくりビークルを形成しながらコミュニティ・ブランドを展開する「暮らしに結びついた産業の育成」を目指しています。

このような取り組みが評価され、篠山市は平成27年12月、「ユネスコ創造都市ネットワーク」への加盟が認定されました。

河原町(重要伝統的建造物群保存地区)の町並みと芸術家のコラボレーション=丹波篠山まちなみアートフェスティバル
農村と農村文化を象徴する波々伯部神社の祭礼

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