日本を代表する写真家の一人、入江泰吉は"日本人の心のふるさと"奈良大和路を約半世紀にわたって撮り続け、歴史的風土や文化を静謐でゆたかな心の風景として表現しました。
本賞はその業績を顕彰するため、平城遷都1300年記念事業の一つとして設けた「入江泰吉賞」の精神を受け継ぎつつ、テーマを広げて新たなかたちで開催します。
奈良大和路だけでなく、日本の<美、心、人>をキーワードに2年に1回、作品を全国募集して入賞作の展覧会を開き、奈良から日本の多彩なイメージを発信していきます。
この事業は下記の企業等に特別協力、ご協賛を賜っています。
特別協力 日本経済新聞社
ご協賛
・近畿日本鉄道株式会社
・奈良交通株式会社
・株式会社南都銀行
・大阪ガス株式会社
・株式会社トミカラー
・奈良トヨタ自動車株式会社
・西日本電信電話株式会社奈良支店
・株式会社三輪そうめん山本
・奈良近鉄タクシー株式会社
・水門会(入江泰吉門下生)
テーマ
自身の感性でとらえた心象を大切にしながら撮り続けてきた写真家・入江泰吉のイメージを受け、「あなたが伝えたい<日本の美や心、人々の営み>」を表現した作品を募集します。
賞の内容
入江泰吉記念写真賞1名 <賞状・副賞100万円>
入江泰吉記念写真奨励賞1名 <賞状・副賞 30万円>
日本経済新聞社賞1名 <賞状・楯>
応募資格
プロ・アマチュア、年齢、国籍を問わず、どなたでも応募できます。出品料は無料です。
募集期間
平成26年3月1日(土)~平成26年11月30日(日)【当日消印有効】
選考方法
選考委員(写真家・有識者等6人)が審査を行う。審査の経過は審査員の講評として報告書に掲載。
選考委員
河瀨直美 映画作家
齋藤康一 写真家
鈴木健 日本経済新聞社大阪本社編集局写真部長
百々新 写真家
山崎しげ子 文筆家、日本ペンクラブ会員
矢野建彦 入江泰吉記念写真賞実行委員会会長、写真家、日本写真家協会会員、水門会会長
選考結果
確定次第、受賞者に直接連絡いたします。平成27年1月を予定。また、併せて新聞紙上、奈良しみんだより、入江泰吉記念奈良市写真美術館ホームページ等にて受賞者ならびに受賞作品を発表いたします。
受賞式
平成27年3月に予定。場所は未定。
受賞作品の発表
平成27年3月に新聞紙上、奈良しみんだより、入江泰吉記念奈良市写真美術館ホームページ等。
受賞作品展覧会
平成27年3月から入江泰吉記念奈良市写真美術館内展示室
平成27年4月以降は日本経済新聞社東京・大阪各本社内展示場など大都市巡回展
応募規定
・応募作品は1人1点に限ります。
・モノクロ・カラー写真を問わず、作品は1テーマ10枚以上30枚以下で構成される組写真(プリント)を1点とします。
・フィルム(銀塩)写真・デジタル写真を問いません。但し、台紙貼り、加工・合成等の処理を施したものは不可。
・プリントサイズは六ッ切~ワイド四ッ切まで、又はA4サイズ。プリント以外は審査対象外となります。
・応募は未発表のものに限ります。また、二重応募も不可。
・応募作品には、主題と400字以内の解説原稿を添付して下さい。
・応募作品は、公序良俗に反しないもの、被写体の肖像権のほか管理・所有権等について問題が生じないものとします。
※ 肖像権を含む諸権利については応募者が権利者の承諾を得て下さい。
・受賞作品の著作権は作者に帰属しますが、作品は入江泰吉記念奈良市写真美術館で展示・収蔵します。また、受賞作品は作者に断りなく広報等に使用することがあります。
・受賞者は原板(フィルム・データ)を指定日までに「郵便書留」「宅配便」等で提出して下さい。原板は後日返却いたします。
・審査結果についてはいかなるお問い合わせにも対応いたしません。
・応募者は応募規定を全て了承したものとみなし、違反した場合には受賞を取り消す場合があります。
→入江泰吉記念写真賞の募集要項はこちら 募集要項.pdf
お問い合わせ
入江泰吉記念奈良市写真美術館
TEL 0742-22-9811 FAX 0742-22-9722