高岡市

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「クラフト市場街」
高岡の歴史ある町並みを舞台に銅器などクラフト作品を鑑賞できるイベントでの講演会やワークショップの実施

高岡市は、富山県北西部に位置し、人口約170,000人を数える富山県第2の都市。加賀藩主前田利長が築いた高岡城の城下町として発展し、伝統工芸の高岡銅器に代表される鋳物の生産が盛んで、豊かな水と電力を背景にアルミニウム工業も発達している。

主な創造都市(農村)の取組紹介

高岡市の取り組み

高岡市では、平成24年度に教育委員会において市民文化創造都市会議を設け、文化振興の観点から「文化創造都市高岡」の具体化に向けた提案と組織体制の整備に関する報告書をまとめた。

これを受け平成25年度には、市長部局に文化創造推進室を置き、具体的に文化創造都市高岡の構築に向けた方向性を定め、そのための組織づくり、市民への啓発を行う事業等を行った。また、文化創造都市高岡推進懇話会を設置し、実践者からの意見を集約するとともに、文化創造都市の実現に向けた新たな事業を企画実施することで市民への意識啓発に努めた。

平成26年度には「文化創造都市高岡推進ビジョン」を策定した。このビジョンでは高岡における3つの文化力「コト」「モノ」「ヒト」を背景に、4つの戦略「知る、創る、つなげる、伝える」を推進することにより、「Art&Craft City高岡」を目指すこととした。またその実現のために、具体的な取り組みとして、伝統的な町並みや芸術文化、地場産業などを幅広く連携させた、様々な事業を継続的に行っている。

平成27年度には、新たに文化創造都市高岡推進ビジョンの概要版の作成や文化活動、高岡で活動している人などを総合的に分かりやすく情報発信するため、文化創造都市高岡ウェブサイトを開設した。(文化創造都市高岡ホームページ

高岡における3つの文化力(文化創造都市高岡推進ビジョンより)

高岡の持つ「コト」=多様な文化の存在「文化多様性」=Art

  • 様々な地域祭礼行事
  • 茶道や能などの伝統文化の定着
  • 文化芸術活動における活発な市民活動

高岡の持つ「モノ」=「ものづくりのまちとしての歴史・伝統」=Craft

  • 高岡鋳物、高岡漆器、越中福岡の菅笠等伝統工芸産業の集積
  • 深い歴史を有する伝統文化、町並み

高岡の持つヒト=「創造的な市民を育む豊かな風土」=City

  • 進取の気質に富み、生活文化を大切にする市民性
  • 文化・芸術に関する研究、創造活動の拠点

この3つの文化力の相互作用として、創造的な活動が生み出される都市「Art & Craft City高岡」を目指している。

高岡市における文化創造都市に向けた特色ある取り組み

  • 文化創造都市高岡推進モデル事業の実施
  • 文化創造都市高岡推進フォーラムの実施
  • 小学校におけるものづくり・デザイン科の取り組み(伝統産業を活かした必修科目)
  • 万葉故地高岡としての取り組み(高岡万葉遊楽宴事業並びに高岡万葉まつりの実施)
  • 重要伝統建築物群保存地区の活用と歴史都市の推進

【大学と連携した取り組み】

 富山大学芸術文化学部と連携し、高岡を芸術や文化の香るまちとするため、地域資源を再評価しそれらをより魅力的にするプロジェクトを実施している。また大学にて文化創造都市高岡プロモーションチームを設置し、文化創造都市高岡推進モデル事業を連携実施している。

金屋町楽市

ストリートマーケットとイベントを組み合わせた「工芸」と「生活」と「産業」が同居する「ゾーンミュージアム」を銅器工芸の面影を残す高岡市金屋町町屋で開催。

クラフト市場街の取り組み

400年の歴史を鋳物や漆器など「ものづくり」に専心してきた工芸都市・富山県高岡市の特徴を生かした事業。

【民間の取り組み】

株式会社能作の取り組み

高岡銅器に錫製品を取り入れ、世界的な販路を開き高岡の伝統技術を活かした経済的な成功を生み出している。

まちっこプロジェクトの取り組み

空き家を活用したギャラリーカフェの設置、アーティストを空き家に住まわせるシェアハウスなど、地域との交流、新たな連携を生み出す循環型の取り組みを行っている。

高岡伝統産業青年会の取り組み

高岡クラフツーリズモの実施、短編映画「すず」の制作、首都圏での鋳造体験ワークショップの開催等を実施する等、新たな高岡の魅力発信を行っている。

「文化創造都市高岡推進フォーラム」
ピアニスト、仲道郁代氏による文化を活かしたまちづくりについての講演会の実施
「ものづくり・デザイン科」
高岡市の歴史的、産業的、教育的特徴を生かした独自の必修教科

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